昨日のナビスコカップ準決勝、 鹿島アントラーズ−ガンバ大阪の1戦は、 3−2でアントラーズの勝利でした。 しかし、第1戦はガンバが1−0で勝っており、 トータルでは3−3。 この場合に適用されるアウェーゴール2倍ルールによって、 鹿島 3−5 ガ大阪 となり、ガンバの決勝進出が決定しました。 もうサッカーファンの中では一般的になったアウェーゴールですが、 この試合はアウェーゴールルールの面白さが詰まった試合でしたね。 アウェーゴールルールについてはこちら↓ アウェーゴール - Wikipedia まず、第1戦の結果を受けて、 決勝進出の条件となったのは、 鹿島 ・2点差以上の勝利 ガ大阪 ・1点差の敗戦(0−1を除く) ・同点 ・勝利 そして、鹿島が1−0で90分を終えた場合は延長戦になります。 試合が始まる前はガンバが有利ですね。 0−0のまま乗り切ればいいのですから。 しかし、「このままいければ」が曲者となります。 前半41分、鹿島に待望の先制ゴール! これで、トータル同点。 さらに同44分、本山のゴールで2−0! 今度は鹿島が「このままいければ」決勝進出です。 しかし、後半開始早々の4分の播戸のゴールで2−1。 またしてもガンバが決勝進出に近づくことになります。 通常であれば、同点となっただけなんですが、 これがアウェーゴールルールの面白いところで この1点で逆転なんですよね。 ところがこれで終わらず、直後、小笠原が直接FKを決めて 再々逆転。 またしてもガンバが追う展開になります。 そして、試合を決めたシジクレイのゴール! 再々々逆転を果たし、ガンバが決勝へ進出しました。 まさにシーソーゲーム! 試合があっちへ行ったり、こっちへ行ったりと観ているほうも 大変ですね。 このルールは、本当に精神力が試されるルールでもあります。 通常のサッカーでは、負けていれば「同点−逆転」の プロセスを踏みます。 勝っているチームが同点に追いつかれただけならば、 「振り出しに戻っただけ、立て直せば良い」 となりますよね。 ところがこのルールでは、 「勝っているから守れば良い」から 1点獲られたことで、 「点を獲りにいかなければならない」に 180度転換させられてしまうのです。 (得点差にもよりますが) 戦い方が非常に難しい! 結果だけでは計れない面白さが詰まっていますね。 グラの試合で、こんなスリリングな展開だったら… (勝てば)本当に楽しいでしょうね! 来年こそはナビスコカップ決勝トーナメントに残って欲しいものです。 |
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